皮膚症状に使われる抗ヒスタミン薬と、アレルギー性鼻炎に使われる抗ヒスタミン薬は何が違いますか?
抗ヒスタミン薬の世代の話で言えば、副作用の出方が異なります。また、同じ抗ヒスタミン薬でも、皮膚症状に適応のあるものとそうでないものがあります。
「皮膚のかゆみ」や「じんましん」に使用できる抗ヒスタミン薬には、「レスタミンコーワ錠α(第一世代)」「ムヒAZ錠(第二世代)」「ジンマート(第二世代)」などがあります。
これらの薬と、アレルギー性鼻炎に使われる「アレジオン20(第二世代)」などの違いは何ですか?
【鈴木】
第一世代と第二世代の違いでいえば、眠気の起きやすさが違います。効果に関しては、眠くなりやすいから効き目が強いというわけではありませんので注意してください。なお、「ムヒAZ錠」に含まれるアゼラスチンや、「ジンマート」に含まれるメキタジンは第二世代の抗ヒスタミン薬です。
あとは効能効果の違いでしょうか。「レスタミンコーワ錠α」などは皮膚症状にも効能効果がありますが、「アレジオン20」はアレルギー性鼻炎への適応のみとなっています。「アレジオン20」の主成分のエピナスチンは、医療用医薬品においては皮膚症状にも使用されますが、OTC医薬品では効能効果が鼻症状の限定されています。ご注意ください。
