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「酔い止め」の副作用による眠気は、どの程度ですか? また、ドーピング検査にひっかからない商品を教えてください。

眠気については個人差があるため、明確にはお答えできません。 「トラベルミン」であれば、ドーピング禁止物質に該当しないようです。

質問

酔い止めに関する質問です。

  • 子ども(15歳以上)のために酔い止めを買いに来た

  • スポーツの大会で遠征するときに使用したい

  • ドーピング検査にひっかからない商品がほしい

というお客様が、「センパアQT(成分:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、スコポラミン臭化水素酸塩水和物)」をレジに持ってきました。 お客様自身で情報を調べ、この商品を選択したとのことでした。

ですが、「センパアQT」は眠気が出やすくパフォーマンスが落ちやすいと考え、代わりに「トラベルミン(成分:ジフェンヒドラミンサリチル酸塩、ジプロフィリン)」を提案しました。

理由としては、眠気が比較的少ない「トラベルミンR(成分:ジフェニドール塩酸塩等)」の在庫がなかったことと、効果の持続性が低く眠くなりにくいのでは?と考えたからです。

しかし、お客様は「センパアQT」を選択し、「トラベルミン」の成分が本当にドーピング禁止物質に該当しないのかもわからなかったため、そのまま販売することになりました。

念のため、「個人差はありますが、酔い止めは基本眠くなります」とお伝えしましたが、酔い止めはどのくらい眠気が出るのでしょうか? また、本当に「センパアQT」でよかったのでしょうか?

回答

【鈴木】

どのくらいの眠気というのは、おっしゃるように個人差があるため、明確にはお答えできません。基本的に第一世代抗ヒスタミン薬ですので、眠気や集中力の低下が起きやすいです。ベストパフォーマンスを出すためには、なるべく酔い止めを使用しない方がよいですし、使うとしても1日3回タイプがよいと私も思いました。

また、「トラベルミン」であれば、ドーピング禁止物質に該当しないようです。

参考:JSPO 使用可能薬リスト

https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/anti_doping/anti-doping-med-list_2025.pdf

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。