OTC医薬品を正しく選ぶ教室 オンラインサロン Q&Aデータベース
更新日

咳喘息の方に「処方薬を切らしたので繋ぎの薬がほしい」と言われて「メジコンせき止め錠Pro」を紹介しましたが、問題ないでしょうか?

情報が少ないためなんとも言えませんが、よい対応をされたと思います。

質問

  • 咳喘息で治療を受けている

  • 処方薬を切らしてしまい、次の受診まで5日ほど間があるので、繋ぎの薬を買いに来た

というお客様から相談を受けました。

お客様は「アネトンせき止め錠(成分:コデインリン酸塩水和物等)」を検討していましたが、「市販薬はコデイン含有量が処方薬と異なるので、あまり効かないかもしれない」とお伝えし、「メジコンせき止め錠Pro(成分:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物)」を紹介したところ、そちらを購入されました。

しかし、後になって「メジコンでちゃんと効くのか」と心配になってきました。 この場合、どのようなお薬をすすめるべきなのでしょうか?

回答

【鈴木】

少し情報が少ないためなんとも言えませんが、メジコンでよい対応されたと思います。あとは早めの受診を促すことも重要です。

具体的に処方されていた薬が何かによっても、対応が異なってきます。例として医療用の「フスコデ配合錠」だった場合は、ケースバイケースにはなりますが、OTC医薬品と量はあまり変わらないと考えられます(効き目も変わらない)。

一方、もし吸入薬などが処方されている場合は、つなぎになるものがないですし、発作が出てしまったら大変ですので、下手にOTC医薬品を販売せずに受診を優先してください。また、気管支喘息だとしたらコデインは不向き(分泌を妨げる)ですし、注意事項が少なく、幅広い咳に使いやすいメジコンやもっとリスクを減らして麦門冬湯なども候補となります。

ただし、繋ぎの役割を果たせるかはなんとも言えませんので、早めに受診するようアドバイスすることが大切です。

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。