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高血圧と糖尿病を治療中の方で「腰痛」がある場合、どのように対応すればよいですか?

持病が2つあるので、受診勧奨がよいでしょう。

質問

湿布薬について教えてください。 高血圧と糖尿病の薬を飲んでいるお客様が、「尻もちをついてしまい、腰が痛い。湿布は自分で貼れないので、塗るタイプの薬がほしい」とのことでした。 薬剤師さんがお休みに入ってしまい、どの湿布なら使えるか確認できないので受診勧奨しましたが、結局ご自身でフェルビナクの塗り薬を購入されたようです。

高血圧については、「ボルタレンシリーズ」などのジクロフェナク製剤の添付文書の「相談すること」に記載がありますが、糖尿病については特に添付文書に記載のある商品はないかと思います。

糖尿病の方は、フェルビナクの湿布を使えるのでしょうか? 糖尿病の方が使わないほうがいい湿布はありますか? また、糖尿病の方は皮膚のトラブルを起こしやすいと聞いたことがあるのですが、かぶれやすい温感湿布は避けたほうがいいのでしょうか?その場合、かぶれにくいローションタイプの外用鎮痛消炎剤がよいのでしょうか?

回答

【鈴木】

持病とする疾患が2つあるので、受診勧奨でよい対応です。

糖尿病であれば基本的に湿布薬は使用可能です。ただし糖尿病が悪化していて腎機能が落ちていれば、NSAIDsは避けた方がよいです。

なお、糖尿病に関わらずですが、かぶれやすければローション剤などがよいと思います。糖尿病でも軽度で皮膚に影響がないような方もいらっしゃるので、そういった方には貼付剤も使用できます。

鈴木伸悟

薬剤師。書籍の執筆や全国各地での講演を通してOTC医薬品の正しい知識を発信中。